合成ペプチドを用いた歯周組織や骨の新しい治療法の開発

広島大学産学共同活動テーマ

登録番号: 422
合成ペプチドを用いた歯周組織や骨の新しい治療法の開発
● 担当教官: 高田 隆
● テーマ説明:  我々は歯の発生に関わることが示唆されているタンパク(アメロブラスチン,Amb)に注目し,歯周組織再生のキーを握る歯根膜細胞や骨再生において最も重要な役割を演じる骨芽細胞の増殖や分化に対する影響を検索するとともに実験的な歯周組織や骨の欠損の治癒に対する効果を検討した。
 その結果,Ambの遺伝的によく保存されている部位の合成ペプチドが,ピコグラムオーダーの濃度から歯根膜細胞の増殖と石灰化に関連する酵素であるアルカリフォスファターゼ(ALP)活性を上昇させ,骨芽細胞に対してもALP活性および石灰化能を高度に上昇させた。また,実験動物の歯周組織欠損モデルや骨折モデルにおいても,ペプチド適用群では歯周組織の再生や骨の再生が著しく促進された。(特願2003-142845)
 以上の結果は,Amb合成ペプチドが歯周病や骨折の新しい治療薬として応用できる可能性を示していると考えており、今後実用化に向けて.企業と共同開発を行いたい。
● キーワード: 骨折、歯周病、再生、QOL、合成ペプチド
● 分野: バイオテクノロジー/医学・歯学・薬学
● 公開日時: 2005年07月14日 10時40分


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